
本日のお客様
直毛・多毛で、なかなかパーマがかかりにくいということで、しっかりパーマをかけて、多めに梳いて軽くして欲しいというオーダーを頂きました。
カット:伸びきって重くなってなっていたので、傷んだ毛先を10センチほどカットし、パーマのウェーブをより軽やかに出すために、しっかり梳いて毛量調整。
パーマ:よりくっきり・しっかりパーマをかけて欲しいということで、デジタルパーマを選定。外巻き、内巻きミックス巻きで、前髪は、自然に後ろに流す感じでリバース巻きに。
ヘアカラー:毛先部分が、特に退色して、傷んで見えていたため、ダークアッシュブラウンでトーンを抑えて、艶を重視した色味に。
重くて硬い髪質の方も、パーマをかけることにより、軽やかで動きのあるフェミニンなセミロングスタイルに変身できます。
是非お試しを。
今までパーマをかけて、すぐ落ちてしまった経験てありませんか?
せっかく時間とお金をかけてパーマをかけても、すぐ落ちてしまっては悲しいですよね。
そんな失敗を何度か繰り返し、もう私の髪はパーマがかからない髪だからと諦めてしまっていませんか?
パーマって上手く思い通りにかかっていると、毎日巻いたり、ブローしたりしないで、乾かすだけで髪がまとまったり、ペタンとボリュームが出にくい髪にふんわりボリュームが出たり、動きが出たり、ヘアスタイルがオシャレに可愛くカッコよく決まって、毎日の髪のお手入れが格段に楽になり、身だしなみの時間をぐんと短縮できます。
女性は特に、メイクしたり色々他にもやることがあり、髪のスタイリングにかかる時間が短くなるに越したことはないですよね。
ってことで、やっぱり便利なパーマ。
そこで今回は、パーマがかかりにくい髪でも、すぐ落ちてしまわないように、しっかりかけることができるのかどうかを説明していきたいと思います。
結論から言うと、ブリーチや縮毛矯正を同じ部位に何度も繰り返すなどしてハイダメージを負っている髪でない限り、パーマがかからない髪はありません。
え?そんなわけないでしょ。
だって今まで一度もすぐとれずに持続したことないんだから。
いや、ほぼ大抵の髪はしっかりかかります。
大きい毛先のカールや大きくゆるいウェーブのパーマも、すぐ落ちてしまうことなくしっかりかけることが可能です。
上手くかければ、カットして切り落とさない限り、落ちることはありません。
切り落とさなければ、半年後もカールやウェーブが持続します。
ではなぜ、一度もパーマがしっくり思ったようにかかって持続したことがないのでしょうか。
まずは、パーマが落ちる原因を説明していきます。
* Contents *
■ パーマがすぐ落ちる原因 ⑴ 髪質
まずパーマがかかりにくい原因は、ハイダメージ毛は置いといて、もともと持っている髪質に原因があります。
バーマがかかりやすい髪
くせ毛
パーマがかかりにくい髪
直毛、細毛
こちらのかかりにくい髪の場合は、薬剤のパワーを上げてパーマをかけても、傷むだけですぐ落ちます。
■ パーマがすぐ落ちる原因 ⑵ パーマの種類・技法
巷の美容院では、水パーマだったり、デジタルパーマだったり、クリープパーマだったり、色んなネーミングを付けて売り出していますが、基本的に当サロンが考えるパーマの種類は、パーマ(コールドパーマ)・デジタルパーマ(ホットパーマ)・エアウェーブのこの3つ。
・パーマ(コールドパーマ)とは
ウェーブ・カールが最大限に出るのは濡れている状態の時で、乾かすと少し弱まる性質があります。
ですので、大きめのロッドでゆるく大きなウェーブ・カールをかけた場合、乾かすと濡れている時よりも更にウェーブ・カールが弱くなります。
こちらのパーマは、パーマがかかりやすい髪、細めのロッドで巻くようなパーマスタイル、主にショートヘアのパーマに向いています。
逆にパーマがかかりにくい髪に大きめのロッドで緩くかけた場合、すぐに落ちるケースがほとんどです。
・デジタルパーマ(ホットパーマ)
専用の機器を使い、デジタル管理された温熱を与えてかけていきます。
髪の直に温熱を与えるため、別名ホットパーマとも呼ばれます。
こちらは、コールドパーマと違い、しっかり乾かした後も、くっきりしっかりとしたウェーブ・カールが出てきます。
ですので、大きめのロッドで緩くかけるパーマスタイルでも、持ちがよく、ロングヘアの方や持ち重視の方にオススメです。
ロッドの細さに限界があるため、ベリーショートやスパイラルなど細いロッドが必要なパーマには不向きです。
・エアウェーブとは、
こちらも専用の機器を使い、温風を当てながらかけていきます。
デジタルパーマ同様、熱を利用するため、原理的には似ていて、コールドパーマよりも持ちはいいです。
デジタルパーマとの違いは、デジタルパーマはロッドに電気を流して発熱させ、髪に対して直に熱を与えていくの
ですが、エアウェーブは、髪に対してドライヤーのような温風を吹き当てて、間接的に熱を与えるため、デジタルパーマよりも熱負担が少なく、より髪に優しいパーマなのが特徴です。
パーマの持ちでの位置付けとしては、 デジタルパーマ > エアウェーブ > コールドパーマ となります。
■ パーマがすぐ落ちる原因 ⑶ 美容師の力量不足
パーマをかける時に考えるのは、まずはパーマがかかりやすい髪なのかかかりにくい髪なのか、現状の髪の状態ダメージレベルはどうなのかを見極めてのパーマの種類の選定と薬剤選定、希望の仕上がりをイメージしながら、ロッドの太さ選定、巻き収める回転数、構成と設計し、施術を多なっていきます。
薬剤選定やロッド選定を誤ると、過剰に傷んでしまったり、かかりすぎてしまったり、すぐ落ちてしまったりと、希望のイメージとはかけ離れた仕上がりになるなど、失敗につながってしまいます。
正直パーマを苦手意識する美容師さんは多いです。
パーマは、細かいちょっとした工程を加えたりすることにより、仕上がりに大きな差が出ます。
同じデジタルパーマでも、お店によってや美容師さんによって仕上がりが全然変わってきてしまいます。
ヘアスタイルの写真だけでは、なかなか希望通りのパーマをかけてくれる美容師さんを見つけるのは難しいですが、なるべく失敗を防ぐには自信を持ってオススメしてくれる美容師さんにお願いするのがいいでしょう。
■ パーマがすぐ落ちる原因 ⑷ 石油系ヘアケア剤の使用
パーマ施述後のご自宅でのヘアケアもとても重要です。安価なシャンプー剤等には、基本的に石油系、高級アルコール系(成分表記の頭にラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウムとあるもの)の界面活性剤が使用されており、洗浄力が強くなっているため、パーマを組成する髪の中の主要な成分を過剰に流出させてしまい、持ちも悪くなってしまいます。
パーマを出来るだけ長持ちさせたい場合は、サロン専売のアミノ酸系シャンプーで、髪にアミノ酸を補いながら、優しく洗い上げ、ケアするのがベストです。
サロン専売のシャンプーは、市販品よりも少々お値段がするものが多いですが、より長く綺麗なパーマヘアを持続させるためにも使用をオススメします。
当サロンで取り扱いのヘアケアシャンプーも、パーマヘアにはとてもオススメです。
COTA i care
■ まとめ
自分の髪にはパーマがかかりにくい、すぐ落ちてしまうという方の場合は、デジタルパーマでかけるのが一番です。一口にデジタルパーマと言っても、お店だったり、美容師さんだったりで、仕上がりが全然変わってくるので、諦めないで理想のパーマを実現してくれる美容師さんを見つけて下さい。
– PERM – |
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