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長持ちするパーマの種類とは?

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普段色々な髪質の方の施術を行い、お客様との対話と、積み上げてきた経験の中で、パーマに対して、比較的多い髪のお悩みや疑問について、少しでもお役立て頂けるためのお話をして行きたいと思います。

〜 今回のテーマ 〜
「長持ちするパーマの種類とは?」

パーマって色々な種類があるけど、実際それぞれのパーマがどう違うのか、よくわかんなかったりしませんか?

担当の美容師さんにオススメされるパーマをお任せしてかけてもらったりしても、すぐ落ちてきてしまった、、、

なんて経験があり、もうパーマはいいかなって遠ざかっていたり。

もっとパーマが長持ちしたらいいなって思ったことってありませんか?

パーマって上手く思い通りにかかっていると、毎日巻いたり、ブローしたりしないで、乾かすだけで髪がまとまったり、ペタンとしてボリュームが出にくい髪にふんわりボリュームが出たり、動きが出たり、ヘアスタイルがオシャレに可愛くカッコよく決まって、毎日の髪のお手入れが格段に楽になり、身だしなみの時間をぐんと短縮できます。

私自身も、ここ数年ひと月に1回、エアウェーブを自分の髪にかけていますが、毎日髪にかける時間が少なく、カッコが付くので、もはやパーマをかけずにはいられない状態です。

女性は特に、メイクしたり色々他にもやることがあり、髪のスタイリングにかかる時間が短くなるに越したことはないですよね。

ってことで、やっぱり便利なパーマ。

そこで今回は、色々なパーマの種類があったりしますが、より自分に合ったパーマを見つけて頂くために、それぞれがどう違うのかを説明していきたいと思います。

■ パーマとは?かかる仕組みを解説

まずは、パーマとはどういうものなのか、どのようにかかるのかを解説していきます。

・パーマとは

パーマとは、パーマネント(permanent)の略で、訳すと「永遠」という意味になりますが、美容用語としては、ヘアアイロンやヘアドライヤーで作る一時的なカールやウェーブに対して、毛髪に化学反応を用いて、水に濡らしても形が崩れない、人工的な形状を形成する美容技術をパーマと呼びます。

・パーマがかかる仕組みとは

パーマは、一般的に2浴式の薬剤を使用してかけていきます。まず髪に円柱のロッドを巻きつけていき、還元剤(チオグリコール酸やシステイン等)が入った1剤を塗布し、髪の中にあるシスチン結合という強固な結合を切断していきます。この還元作用を十分に行なった後、今度は酸化剤(臭素酸塩や過酸化水素等)が入っている2剤を上から塗布していき、1剤で切断したシスチン結合を酸化作用を行い再結合し、髪を希望の形状に形成していく仕組みになっています。

■ パーマの種類・技法

一般的なパーマがかかる仕組みは上記で解説しましたが、そのパーマを応用した形で、より持ちが良かったり、ダメージが少ないパーマ技術というのがあります。

巷の美容院では、水パーマだったり、デジタルパーマだったり、クリープパーマだったり、色んなネーミングを付けて売り出していますが、基本的に当サロンが考えるパーマの種類は、パーマ(コールドパーマ) デジタルパーマ(ホットパーマ) エアウェーブのこの3つ。

・パーマ(コールドパーマ)とは


一般的にパーマというと、こちらのパーマを指します。

こちらのコールドパーマは、特に機器(遠赤外線の加温機はこれに含まない)などを使用せず、薬剤の力だけでかけていきます。

機器を使う工程がないため、3つのうちで施術時間は一番短くすみます。

施術後、ウェーブ・カールが最大限に出るのは濡れている状態の時で、乾かすと少し弱まる性質があります。

ですので、大きめのロッドでゆるく大きなウェーブ・カールのパーマをかけた場合、乾かすと濡れている時よりも更にウェーブ・カールが弱くなります。

このような性質があるため、このコールドパーマでかけた場合の普段のお手入れ方法として、ウェーブやカールをしっかり出すヘアスタイルにするためには、ムースやワックスなど整髪料を髪に揉み込んで、水分や油分を補ってあげるのがオススメです。

最近は、コスメパーマという名前を使って売り出している美容室も多いですが、コスメパーマとは、化粧品登録の髪に負担の少ない薬剤を使ってかけるパーマで、化粧品登録か医薬部外品かの薬剤の違いになり、こちらのコールドパーマの一種になります。

髪に負担の少ない薬剤というのは、逆に言うと髪のキューティクルを開く力が弱いということになるため、髪が健康でしっかりしている場合は、思ったよりパーマがかからないということにもなってしまいます。

この後の長持ちしない原因⑶でも説明していきますが、髪の状態をしっかり見極めての薬剤選定は、美容師の力量になってくるでしょう。

< コールドパーマはこんな人にオススメ >

・パーマがかかりやすい髪質の方で、細めのロッドで巻くようなパーマスタイル、主にショート〜ボブ・ミディアムヘアの短めの髪へのパーマに向いています。
※理由は後述しますが、当サロンでは、ショートヘアやボブスタイルの方にも、エアウェーブ、もしくはデジタルパーマをオススメしています。

 
逆にパーマがかかりにくい髪やロングヘアに大きめのロッドで緩くかけた場合、すぐに取れるケースがほとんどです。

ですので、パーマがかかりにくい髪や持ち重視の方の場合は、この後説明するデジタルパーマもしくはエアウェーブでパーマをかけるのがオススメです。

・デジタルパーマ(ホットパーマ)とは

専用の機器を使い、デジタル管理された温熱を髪に与えてかけていきます。

髪の直に温熱を与えるため、別名ホットパーマとも呼ばれます。

機器を使う分、コールドパーマより施術時間は少し長くなります。

デジタルパーマは、コールドパーマと違い、しっかり乾かした後も、くっきりしっかりとしたウェーブ・カールが出てきます。

ですので、普段のお手入れも、コールドパーマのように整髪料で水分や油分を補わなくても、乾かすだけで、ウェーブやカールがしっかり出てくるため、自分で再現しやすいのも特徴で、
パーマがかかりにくい髪にも、持ちがよく、しっかりとしたパーマをかけることが可能です。

特に持ち重視の方にはオススメのパーマです。

デジタルパーマで叶えられるヘアスタイルですが、「デジタルパーマ=内巻き、縦ロール」しかできないと思い込んでいる方も一定数いらっしゃるのですが、ラフで無造作なミックスカールやミックスウェーブ、外ハネスタイルなど、今っぽい動きのあるヘアスタイルも作ることが可能です。

そんな優秀なパーマ、デジタルパーマも、注意点として、施術中、髪に巻きつけたロッドを電気で発熱させ、髪の水分を飛ばしていくのですが、このロッドの温度設定や放置時間によっては、過剰に髪に負担を与えてしまい、傷んでしまったという結果にもなりかねません。

今までデジタルパーマをかけて傷んでしまったという経験がある方も多いと思います。

最近では、低温デジタルパーマと謳って、傷まないデジタルパーマとして売り出している美容室も多いですが、低温でやりすぎても、逆に本来のデジタルパーマのしっかりくっきりかかる持ちの良さが半減してしまいます。

ですので、この後の長持ちしない原因⑶でも説明していきますが、傷ませないで持ちよくデジタルパーマをかけてもらうには、パーマが得意な熟練の美容師にお願いするのがいいでしょう。

この持ちがいいと言われるデジタルパーマでも、思ったほどパーマがしっかりかからないという方も一部いらっしゃるのですが、こちらもこの後の原因⑶で説明していきます。

・エアウェーブとは


こちらも専用の機器を使いますが、エアウェーブは、髪に温風を吹き当てながらかけていきます。

この温風、風を髪に吹き当てることから、エアウェーブという名前の由来になっています。

デジタルパーマ同様、熱を利用するため、原理的には似ていて、コールドパーマよりも持ちはいいです。

デジタルパーマとの違いは、デジタルパーマはロッドに電気を流して発熱させ、髪に対して直に熱を与えていくのですが、エアウェーブは、髪に対してドライヤーのような温風を吹き当てて、間接的に熱を与えるため、デジタルパーマよりも熱負担が少なく、より髪に優しいパーマなのが特徴です。

仕上がりも、くっきり弾力のあるカール・ウェーブのデジタルパーマに対して、エアウェーブは、ふんわり柔らかいカール、ウェーブに仕上がります。

<エアウェーブはこんな人にオススメ>

・細毛(細い髪)、軟毛、猫っ毛で、もともと髪の抵抗力が弱く、ダメージを受けやすい髪質の方

・パーマが比較的かかりやすい髪質の方で、現状髪の傷みが気になっていて、これ以上ダメージを与えたくないけど、コールドパーマでは持ちが物足りないと思われる方や、デジタルパーマほど、しっかりくっきりとしたパーマではなく、ふんわり柔らかなゆるふわパーマを求める方

・エアウェーブは、デジタルパーマよりも根元ギリギリまでしっかりロッドを巻き込んで施術を行えるため、トップがペタンとしてしまうような、細毛(細い髪)、軟毛、猫っ毛の髪質の方で、根元からふんわりハリのあるボリュームが欲しいという方にもオススメのパーマです。

・3つのパーマの位置付け

髪へのダメージ 』の少なさの位置付けとしては、 エアウェーブコールドパーマ > デジタルパーマ

パーマの持ち 』での位置付けとしては、デジタルパーマエアウェーブ > コールドパーマとなります。

ということで、パーマの持ちという面では、デジタルパーマが1番、髪への負担の少なさでは、エアウェーブが1番優れているということがわかりました。

ですので、パーマをより長持ちさせたいという方は、デジタルパーマもしくはエアウェーブでかけるのがオススメなのですが、デジタルパーマエアウェーブでもうまく思ったようにかからず、長持ちしない方がいます。
これはなぜでしょうか。

より自分に合ったパーマを選んで頂くために、この後は、パーマの種類以外にもパーマが長持ちしない原因について述べていきますが、この中の原因⑶で説明していきます。

■ パーマが長持ちしない原因 ⑴ 髪質

パーマが長持ちしない原因は、ハイダメージ毛は置いといて、もともと持っている髪質にも原因があります。

・バーマがかかりやすい髪

 くせ毛、太毛

・パーマがかかりにくい髪

 直毛、細毛(細い髪)、軟毛、猫っ毛

こちらのかかりにくい髪の場合は、薬剤のパワーを上げてパーマをかけても、傷むだけですぐとれます。

くせ毛の場合は、単純に髪がもともと曲がった組成でできているため、曲げて固定するのが比較的容易ですが、
直毛、細毛(細い髪)、軟毛、猫っ毛のかかりにくい髪の場合は、薬剤のパワーを上げてパーマをかけても、傷むだけですぐとれます。

健康毛バージン毛など、普段ヘアカラー(アルカリカラー)やパーマをほとんど行なっていない髪は、かかりにくいと言われることがありますが、このような髪は、最適な力(還元力)のある薬剤を選定して使用すれば綺麗にかかるため、かかりにくい髪質ということにはなりません。

先に説明したように、パーマは一般的に、1剤と2剤の2浴式の薬剤を使用し、1剤で髪の内部のシスチン結合という硬い結合を切断し、ロッドに巻き付いている曲がった状態で2剤を塗布し、再結合させ、固定していくのですが、
直毛の場合は、もともと真っ直ぐの組成でできているため、真っ直ぐに戻ろうとする力が強く働き、すぐとれてしまってかからない、
細毛(軟毛、猫っ毛)の場合は、パーマを組成するシスチン結合がもともと少ないため、固定する力が働かず、すぐとれてしまってかからないという現象につながってしまうのです。

このかかりにくい、かからない髪に長持ちするパーマをかけるための方法は、この後の原因⑶⑷で説明していきます。

■ パーマが長持ちしない原因 ⑵ ヘナ・ヘアマニキュアで染めている

髪をヘナやヘアマニキュアで染めている場合は、パーマがかかりにくいです。

特にパーマがかかりにくい髪質の場合は、よりかかりにくくなってしまいます。

一般的に多く使われる1剤と2剤を混ぜ合わせるアルカリカラーと言われるヘアカラーは、本来弱酸性の髪を一時的にアルカリ性に傾けて、キューティクルを開き、染料を髪の内部に浸透・発色・定着させて染めていくため、パーマのかかりに影響は出ないのですが、ヘナやヘアマニキュアは、染料を髪表面に付着させて染めるため、パーマ液の浸透を阻害し、かかりにくくしてしまう原因となってしまいます。

特にヘナは、ヘアマニキュアと比べて、染着性が高い反面、染めるたびに髪表面に蓄積していくため、よりパーマがかかりにくくなってしまいます。

ではこの後、原因⑴⑵のかかりにくい、かからない髪に長持ちするパーマをかけるための方法を原因⑶⑷で説明していきます。

■ パーマが長持ちしない原因 ⑶ 美容師の力量不足

パーマをかける時に考えるのは、まずはパーマがかかりやすい髪なのか、かかりにくい髪なのか、現状の髪の状態ダメージレベルはどうなのかを見極めてのパーマの種類の選定と薬剤選定、希望の仕上がりをイメージしながら、ロッドの太さ選定、巻き収める回転数、構成を設計し、施術を行っていきます。

薬剤選定やロッド選定を誤ると、過剰に傷んでしまったり、かかりすぎてしまったり、すぐ落ちてしまったりと、希望のイメージとはかけ離れた仕上がりになるなど、失敗につながってしまいます。

正直パーマを苦手意識する美容師さんは多いです。

パーマは、細かいちょっとした工程を加えたりすることにより、仕上がりに大きな差が出ます。

同じコールドパーマやデジタルパーマ、エアウェーブでも、お店によってや美容師さんによって仕上がりが全然変わってきてしまいます。

自分でも、今まで幾多のお客様へのパーマ施術を行う中で、髪質によっては、どうしてもかからないということが起きることがあり、このような髪にも、うまくしっかり持続するようにパーマをかける方法はないものか
とにかく傷ませないでパーマをかける方法はないものかと、色々な形で試行錯誤を繰り返し、研究を重ねた結果、一つの方法を導き出しました。

お客様の中には、「他店でデジタルパーマなど色々試したけど、どうしても思ったようにパーマがかからない、長持ちしない」という方が一定数いらっしゃるのですが、当サロンで行なっているデジタルパーマは、独自の技法で行うことで、デジタルパーマでもうまく持ちが良くかかったことがないという方でも、しっかり持ちよくかけることが可能です。

ヘアスタイルの写真だけでは、なかなか希望通りのパーマをかけてくれる美容師さんを見つけるのは難しいですが、なるべく失敗を防ぐには自信を持ってオススメしてくれる美容師さんにお願いするのがいいでしょう。

■ パーマが長持ちしない原因 ⑷ 普段のお手入れ方法

最後に、パーマ施術後、お家でのシャンプーの仕方や乾かし方など、誤った髪の扱い方により、パーマがうまく出なかったり、早く取れてしまう原因となってしまっているのかについてですが、原因⑶で説明したパーマの種類により、多少仕上げ、スタイリング方法は異なりますが、基本的にしっかりパーマがかかっていれば、引っ張ったり、施術当日にシャンプーを行ったりということで、パーマがすぐ取れてしまうことはありません。

もしそうなってしまっている場合は、原因⑴〜⑶により、パーマが不完全にしかかかっていないということになります。

■ まとめ

自分の髪にはパーマがかかりにくい、すぐ落ちてきてしまうという方で、持ち重視の方は、デジタルパーマでかけるのが一番です。持ちもいい方がいいけど、傷み、ダメージも極力与えたくないという場合は、エアウェーブがオススメです。一口にデジタルパーマやエアウェーブと言っても、お店だったり、美容師さんだったりで、仕上がりが全然変わってくるので、諦めないで理想のパーマを実現してくれる美容師さんを見つけて下さい。

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